台湾まぜそば 名古屋|発祥・台湾ラーメンとの違いと、取材した店の価格・エリア比較

台湾まぜそば 名古屋(名古屋グルメ【なごめ】コラム)

台湾まぜそばは、麺に台湾ミンチ・卵黄・ニラなどをのせ、よく混ぜて食べる名古屋発の汁なし麺です。同じ台湾ミンチを使う「台湾ラーメン」(名古屋の味仙が生んだ辛いラーメン)とは別の料理です。なごめが実際に取材した店の価格とエリアも、表で比べました。台湾ラーメンの取材店は1店だけ。そちらは発祥と違いの説明にとどめます。

名古屋めし全体は名古屋グルメ完全ガイドにまとめています。

取材した店の比較表(台湾まぜそば3店・台湾ラーメン1店)

台湾まぜそば3店と台湾ラーメン1店を取材しました。まぜそばはもんたな・和久楽・HANAMICHI、ラーメンは「らーめん江楽」。価格は各取材記事の掲載月時点の値です。辛さは取材記事の表現のままです(統一された辛さの基準はありません)。

店(取材記事)エリア・最寄り台湾系メニューと価格取材記事での辛さの表現
らーめん江楽らーめん江楽瑞穂区・堀田駅 徒歩10分/妙音通駅 徒歩7分台湾ラーメン 800円(2024年5月掲載)「ピリ辛」
麺屋もんたな麺屋もんたな天白区・原駅 徒歩5分台湾BLACK(イカスミ入り台湾まぜそば) 1,000円(2024年9月掲載)ミンチは「程よく辛く」、ニンニクの旨みが絡む
つけ麺 和久楽つけ麺 和久楽中村区・亀島駅 徒歩5分/名古屋駅 徒歩8分海老塩台湾まぜそば 950円(2024年9月掲載)辛さの記載なし(海老の風味が主役のつけ麺店のメニュー)
なごめHANAMICHI(まぜそば)中区新栄・新栄町駅 徒歩4分定番まぜそば 890円・味玉まぜそば 990円・和牛ホルモンまぜそば 890円(2024年9月掲載)辛さの記載なし(「台湾まぜそば」のタグ付き投稿)

価格の幅は、台湾ラーメン800円から台湾BLACK 1,000円まで。取材した範囲では、どれも1,000円以内でした。辛さで選ぶなら、取材記事に辛さの表現がある江楽ともんたなの2店。名古屋駅から歩くなら和久楽、栄・新栄なら HANAMICHI です。

台湾まぜそばと台湾ラーメンの違い

違いはスープの有無で、台湾ラーメンはスープあり、台湾まぜそばはスープなしです。共通点は台湾ミンチを使うこと。まぜそばの発祥は名古屋市中川区の「麺屋はなび」(高畑本店)とされます。店主は味仙系列店で修業したと、よく紹介されています。台湾ラーメンの影響から生まれた料理です(経緯は東洋経済オンライン、Macaroniの紹介記事による)。

台湾ラーメン台湾まぜそば
スープありなし(タレと麺を混ぜる)
主な具台湾ミンチ・ニラ・もやし台湾ミンチ・ニラ・卵黄など(店により異なる)
生まれ名古屋・今池の味仙名古屋・高畑の麺屋はなびとされる
食べ方スープごと味わう全体をよく混ぜ、締めに追い飯をする店もある

台湾ラーメンとは?発祥と担仔麺との違い

台湾ラーメンは、名古屋・今池「味仙」の郭明優さんが、台湾の担仔麺を辛くした料理です。nippon.comの取材記事によると、郭さんは1970年頃、台湾・台南で担仔麺に感動しました。日本で再現するなかで、唐辛子を加えたそうです。名前の特許や商標を取らなかったため、名古屋の外食店に広がったと伝えられています。名古屋コンシェルジュは「台湾の担仔麺を激辛にアレンジした名古屋オリジナルのラーメン」と紹介。台湾へ行っても、同じものはまず出てきません。

なごめが取材して分かったこと

同じ「台湾」の名が付いても、店ごとに味の方向がかなり違うことが、取材で見えてきました。

  • らーめん江楽:今年で30周年を迎える老舗(2024年5月の取材時)。シャキシャキのもやしとたっぷりのミンチがのった台湾ラーメンで、スープをしょうゆ・とんこつ・しお・みそから選べ、取材時にはカレー味もありました。まかないから生まれた「ニラ玉どんぶり」(650円)は断トツ人気で、スープなしの「つゆなし台湾天津麺(太麺)」(980円)もあります。
  • 麺屋もんたな:家系ラーメンの店で、台湾まぜそばは「台湾BLACK」(1,000円)というイカスミ入り。ライスと一緒に食べる提案が取材記事にあります。営業は月〜土が11:30〜14:45と17:30〜23:30、日・祝は11:30〜22:00(掲載時)で、夜遅くまで入れます。
  • つけ麺 和久楽:2023年3月開業(掲載時)。つけ麺の人気店で修業した店主の店で、海老の香りを生かした「海老塩台湾まぜそば」(950円)がメニューに並びます。ランチはご飯一杯無料でした(取材時)。
  • HANAMICHI:取材では、ホルモン炒飯のほか、和牛ホルモンまぜそば・味玉まぜそば・定番まぜそばを食べ、女性が一人で食べている姿も見かけました。胃もたれの心配は少なそうというのが、食べたメンバーの感想です。

同じ混ぜ麺ならまぜそばあらし八事店の取材記事(昭和区、看板まぜそば1,000円、2025年11月掲載)もあります。ここは干しエビとホタテの旨みを生かした塩ベースのタレで、「台湾」の名は付いていません。辛い台湾ミンチが目当てなら、上の4店です。

台湾ミンチを使う鉄板焼きの店(取材した2店)

まぜそば以外にも、台湾ミンチを自家製で使うメニューを出す取材店が2店あります。いずれも居酒屋・鉄板焼きの店で、台湾ミンチを味わうなら一品として頼む形です。

店(取材記事)エリア・最寄り台湾ミンチのメニューと価格
鉄板倶楽部 和‐kazu‐鉄板倶楽部 和-kazu-熱田区・熱田神宮伝馬町駅 徒歩4分台湾もやし炒め 680円(自家製台湾ミンチの旨辛ミンチ、2025年6月掲載)
てっぱん居酒屋阿吽てっぱん居酒屋阿吽西区・浅間町駅 徒歩4分台湾焼きそば(自家製台湾ミンチ・九州の醤油のピリ辛、価格は記事に記載なし、2025年6月掲載)

辛いのが苦手な人の頼み方

初めての店では、辛さを選べるなら控えめから始めるのが安全です。辛さの段階は店ごとに違います。共通の基準はありません。ご飯と一緒に食べると辛さがやわらぐので、もんたなの取材記事のようにライスを足す方法もあります。辛いものが苦手な人や胃の調子がよくないときは、無理をしないでください。

台湾まぜそばの食べ方と追い飯

追い飯は、食べ終えた器に白ご飯を入れ、残ったタレとミンチを混ぜる締めの食べ方です。麺はまず、底に沈んだタレとミンチをよく混ぜます。途中で酢やラー油を足して味を変えるのが一般的です。追い飯の料金や量は店ごとに違います。用意していない店もあるので、注文前にメニューを見てください。

エリアで選ぶなら

  • 名古屋駅の近く:中村区の和久楽(名古屋駅から徒歩8分)。駅周辺の店選びは名駅グルメの記事も参考になります。
  • 栄・新栄:HANAMICHI(新栄町駅から徒歩4分)。栄エリア全体は栄グルメの記事にまとめています。
  • 地下鉄で足を延ばす:瑞穂区の江楽、天白区のもんたな。ともに住宅街の店で、昼と夜の2部制です。

食べ比べるなら、味の方向が違うあんかけスパの記事もあわせてどうぞ。

よくある質問

台湾まぜそばの発祥はどこ?

名古屋市中川区の「麺屋はなび」(高畑本店)が発祥とされます。店主は味仙系列店で修業した人と紹介されることが多く、台湾ラーメンの影響を受けた名古屋発の料理です。

台湾ラーメンは台湾にありますか?

台湾の担仔麺がもとになっていますが、辛い台湾ラーメンは名古屋で生まれた料理です。台湾ではふつう同じものは出てきません。

台湾ラーメンはどのくらい辛い?

辛さは店ごとに違い、統一された基準はありません。なごめの取材記事での表現は、らーめん江楽が「ピリ辛」、麺屋もんたなのミンチが「程よく辛い」。名古屋コンシェルジュは「激辛」と紹介しているので、初めてなら辛さ控えめから試すと安心です。

台湾ラーメンと台湾まぜそばの違いは?

どちらも台湾ミンチを使います。台湾ラーメンはスープのあるラーメン、台湾まぜそばはスープなしの混ぜ麺です。まぜそばは名古屋市中川区の麺屋はなびが発祥とされる別の料理です。

台湾ラーメンはいくらくらい?

なごめが取材したらーめん江楽では、台湾ラーメンが800円でした(2024年5月の取材時)。台湾まぜそばは、和久楽の海老塩台湾まぜそばが950円。もんたなの台湾BLACKは1,000円でした(いずれも2024年9月掲載時)。

名古屋駅の近くで台湾まぜそばを食べられる店は?

取材では、中村区の「つけ麺 和久楽」が海老塩台湾まぜそば(950円)を出していました。名古屋駅から徒歩8分(亀島駅から徒歩5分)です。定休日は日曜と第3月曜日です(2024年9月掲載時)。

追い飯は必ず付きますか?

店によって違います。無料の店も有料の店も、用意していない店もあるので、注文前にメニューや店員さんで確かめてください。

出典(2026年10月時点で内容を当編集部の言葉で整理しました):

この記事は、名古屋グルメ【なごめ】編集部が書いています(2026年10月時点)。取材記事の価格・営業時間は掲載月のものなので、お出かけ前に各店の公式SNSで最新の情報を見てください。