手羽先 名古屋|取材した6店の価格・エリア・味を比較。1本209円〜、きれいな食べ方と頼み方

名古屋で手羽先を食べるなら、なごめの取材では栄の「さかてば」が1本209円(3本から注文)、「まかまか本店」の銀の手羽先が270円でした。どちらも栄駅から歩ける距離です。伏見の「地鶏KinG」は手羽先の炭火焼748円、中川区の「炭火焼鳥 蓮治」「焼鳥人生いろいろ 昭和橋店」は焼き鳥と一緒に食べるタイプで、夜の予算は2,000〜4,000円です。この記事では、取材した6店を価格・エリア・味の特徴で比べ、風来坊と山ちゃんの違い、骨のきれいな外し方、頼み方まで短くまとめます。

名古屋グルメ全体の中での位置づけは名古屋グルメ完全ガイドで紹介しています。手羽先はその中でも「夜・お酒と」の代表格です。

なごめが取材した手羽先の店6軒を比較

手羽先を主役に食べられる店は、取材した中では栄の「さかてば」と「まかまか本店」です。ほかの4店は、居酒屋や焼き鳥屋の一品として手羽先を出す店です。価格と定休日は各取材記事の掲載月時点のもので、現在とは異なる場合があります。

店(取材記事)エリア・最寄り手羽先の価格(掲載月)味・特徴夜の予算定休日(掲載時)手羽先の位置づけ
栄の中心で手羽先を叫ぶ~さかてば~東桜(東区)・栄駅 徒歩2分スパイシー揚げ 1本209円、3本から(2024年9月)独自の製法でカリカリに揚げた、肉厚で大きな手羽先。タレとスパイス両方の味3,000〜4,000円不定休手羽先が主役の専門店
まかまか本店栄(中区)・栄駅 徒歩5分銀の手羽先 270円(2025年9月)「金」は醤油ダレにトウガラシと金胡麻、「銀」は黒ぽくニンニクの塩ダレ。どて味噌台湾もつ鍋も名物—月曜手羽先が名物の居酒屋(金・銀の2種)
地鶏KinG錦(中区)・伏見駅 徒歩5分手羽先の炭火焼 748円(2024年9月)炭火で焼いた手羽先をスパイスで味付け。セルフ式の飲み放題がある3,000〜4,000円日曜居酒屋の一品(鶏料理が看板)
カンラクサカバ栄栄(中区)手羽先風味の鶏串 1本99円(2026年3月)スチームで火を通してから揚げる串。3時間飲み放題と学生の貸切利用が多い2,500〜4,000円記事に記載なし居酒屋。手羽先風味の鶏串で、手羽先そのものではない
炭火焼鳥 蓮治八熊(中川区)・尾頭橋駅 徒歩8分手羽先唐揚げ3本(価格は記事に記載なし。2025年6月)噛むとすっと骨が抜ける柔らかさで、子どもでも食べやすい。ナゴヤ球場の近く2,000〜3,000円水曜焼き鳥屋の一品
焼鳥人生いろいろ 昭和橋店昭和橋通(中川区)・六番町駅 徒歩15分手羽先の唐揚げ(価格は記事に記載なし。2024年9月)醤油ベースのタレとオリジナルスパイス。営業は16時〜21時3,000〜4,000円水曜焼き鳥屋の一品

手羽先だけをしっかり食べたいなら、1本単位で頼める「さかてば」か、2種類の味を選べる「まかまか本店」が分かりやすい選択です。ほかの料理も楽しみたい日は、飲み放題のある「地鶏KinG」や「カンラクサカバ栄」が向きます。なお、中川区の「大衆酒場ごりべぇ」(金山駅 徒歩約8分)は、手羽先に加えてみそおでんや焼きとりも出す大衆酒場で、夜の予算は3,000〜4,000円(2025年6月掲載)です。

なごめが取材して分かった、手羽先の店選びのポイント

表の店とごりべぇを見ると、同じ「手羽先」でも味付けは大きく3系統に分かれます。

  • 甘辛いタレ系:焼鳥人生いろいろ昭和橋店は醤油ベースのタレにスパイス、まかまか本店の「金の手羽先」は醤油ダレにトウガラシと金胡麻をかけています。
  • スパイス・にんにく系:さかてばは「タレもスパイスも」、地鶏KinGはスパイス、まかまか本店の「銀の手羽先」はにんにく塩ダレです。
  • 焼き鳥屋の一品系:蓮治は手羽先唐揚げが3本で出て、焼き鳥とあわせて少しずつ食べられます。

さかてばは元々別の店舗で出していた手羽先が人気になり、専門店として2023年3月6日にオープンしたそうです。牛すじの土手串(1本275円)のように、手羽先と名古屋の味噌料理を一緒に頼める店は、味噌カツなどほかの名古屋めしとも合わせやすく、栄で飲む夜の1軒目に使いやすいと言えます。栄周辺で他にどんな店があるかは栄グルメの記事でも取り上げています。

風来坊と山ちゃんの違い

公式の説明では、風来坊は「秘伝のたれの甘辛いコクと旨味」、山ちゃんは「辛さと風味が際立つ幻のコショウ」が持ち味です。名古屋の手羽先を語るうえで外せない2大チェーンなので、発祥とあわせて整理します。

  • 風来坊(元祖手羽先唐揚):1963年に名古屋市熱田区で一号店を開きました。創業者の大坪健庫さんが、仕入先で山積みになっていた手羽先を見て、秘伝のたれをつけてみようと思いついたのが始まりと公式サイトの「元祖手羽先唐揚について」は説明しています。味付けは誕生以来変わっていないとしています。
  • 世界の山ちゃん(幻の手羽先):運営会社エスワイフードの会社情報・沿革によると、1981年6月14日に創業者の山本重雄さんが名古屋市の新栄で「串かつ・やきとり やまちゃん」として開業しました。2007年に6月14日が「手羽先記念日」として登録されたとされています。

名駅・栄などで店を探すときは、風来坊は公式の店舗一覧、山ちゃんは愛知の店舗情報から探せます。

「元祖」は各社の自己申告に基づく説明です。甘辛いたれが好きなら風来坊、こしょうのピリッとした辛みが好きなら山ちゃん、というのがひとつの目安です。上の取材店のうち、さかてばのように専門店で独自の味を出す店も、食べ比べの相手になります。

手羽先をきれいに食べる方法

きれいに食べるコツは、関節で折って「手羽中」と「手羽先」の2つに分け、骨を抜く方向を意識することです。公式に決まった作法はなく、以下は一般的な食べ方です。

  1. 2つに分ける:関節を持って逆方向に折ると、太い側(手羽中)と先の細い側(手羽先)に分かれます。
  2. 太い側は骨を回して抜く:骨が2本あるので、細い骨を押さえながら片方ずつ引き抜くと、身がきれいに外れます。
  3. 細い側は端からしごく:骨が1本なので、先端から軽くしごくように口に入れて骨だけを残します。
  4. 骨は皿の端にまとめる:見た目もきれいで、店員さんも片付けやすくなります。

蓮治の取材では、手羽先は「噛んだらすっと抜ける」柔らかさで子どもでも食べやすいとありました。小さい子と行くなら、こうした柔らかい仕立ての店が選びやすくなります。

頼み方のコツ

さかてばのように3本から注文できる店もあるので、最初に本数の単位を確かめ、少なめに頼んで足りなければ追加するのが失敗しにくい頼み方です。

  • 最初の飲み物と一緒に頼む:揚げたてを出す店は時間がかかります。先に注文しておくと待ち時間が減ります。
  • 最低本数を見る:さかてばは3本から(209円×3本で627円)。人数が少ないと、他の料理に回す分が減ります。
  • 2種類の味で頼む:まかまか本店の金と銀のように、味を選べる店なら食べ比べができます。
  • 味噌系の料理と組み合わせる:どて煮や味噌おでんと一緒にすると、名古屋らしい夜になります。名古屋めし全体の選び方は名古屋めし初めての3品でも書いています。

よくある質問

名古屋の手羽先は、どこで食べるのがおすすめ?

手羽先を主役にしたいなら、栄駅から徒歩2分の「さかてば」(1本209円、3本から。2024年9月掲載)か、徒歩5分の「まかまか本店」(銀の手羽先270円。2025年9月掲載)が分かりやすい選択です。ほかの料理も楽しみたいなら、伏見の「地鶏KinG」などの居酒屋が向きます。

手羽先の値段は1本いくらくらい?

なごめの取材では、さかてばが1本209円、まかまか本店の銀の手羽先が270円、地鶏KinGの手羽先の炭火焼が748円でした(掲載月は表のとおり)。店によって1人前の本数が違うので、本数を確かめてから比べてください。

風来坊と山ちゃんの味はどう違う?

公式の説明では、風来坊は秘伝のたれによる甘辛いコクと旨味、山ちゃんは辛さと風味が際立つ「幻のコショウ」が特徴です。

名古屋の手羽先は、風来坊と山ちゃんのどちらが元祖?

風来坊が「元祖手羽先唐揚」を名乗り、公式サイトでは1963年に名古屋で一号店を開き手羽先をメニューに加えたと説明しています。山ちゃんは1981年の創業です。「元祖」は各社の自己申告に基づく説明です。

手羽先は何本くらい頼めばいい?

本数は店ごとに違います。さかてばは3本から注文できます(2024年9月掲載)。最初は少なめに頼み、足りなければ追加するのが無難です。1人あたりの本数は編集部の目安で、取材記事に基準はありません。

手羽先は手で食べてもいい?

手で持って食べるのが一般的です。居酒屋の料理なので気取らず手で食べて大丈夫です。おしぼりを手元に置いておくと安心です。

出典:各店の取材記事(さかてば・地鶏KinG・焼鳥人生いろいろは2024年9月、ごりべぇ・蓮治は2025年6月、まかまか本店は2025年9月、カンラクサカバ栄は2026年3月の掲載。価格は掲載月時点)。風来坊(株式会社ウィングモデル)「元祖手羽先唐揚について」(https://furaibo.jp/tebasaki/)、世界の山ちゃん(株式会社エスワイフード)公式サイト(https://www.yamachan.co.jp)、会社情報・沿革(https://syfood-japan.com/company)。2026年10月時点で確認し、当編集部で整理しました。店の価格や営業時間は変わることがあるため、お出かけ前に各店の公式SNSで最新の情報を見てください。

この記事は、名古屋グルメ【なごめ】編集部が書いています(2026年10月時点)。

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